岸川整形外科

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最新の医療情報

長い間腰下肢痛でお悩みの方へ

 
神経根ブロックについて

腰下肢痛を来たす疾患はいろいろありますが、比較的若い方に多い腰椎椎間板ヘルニアと比較的高齢者に多い腰部脊柱管狭窄症ともっとも一般的です。その典型的な症状としては

腰椎椎間板ヘルニア
「ぎっくり腰と思っていたが、動くと腰臀部から足まで痛みを生じる。」
「前かがみの姿勢で物を持ち上げようとすると、腰から足まで痛みが走る。」

腰部脊柱管狭窄症
「歩いていると下肢が痛くなるが一度休むとまた歩ける。」
「自転車ではどこまでも行けるが歩くと下肢が痛くなって歩けない。」
「押し車を押して歩くのはできるが無いと下肢が痛くなって歩きにくい。」

当院ではこのような方々に神経根ブロックという注射による治療を行っています。
痛みの原因となっている神経が脊柱から出てきた神経根(神経の根のところ)でブロックしますので他の神経ブロックよりかなり効果があります。

 

実際は神経学的な診察やMRIなどの検査により主病変となっている神経根を特定して、X線を見ながら原因となっている神経根を造影剤にて確認し、少量(約1〜2ml)の麻酔剤と水溶性ステロイド(炎症を抑える薬)を注射する検査と治療を兼ねた方法です。神経そのものに針を刺しますので神経を損傷しないように注意をする必要があります。

2000例以上の経験症例がありますが、神経損傷はありません。中にはこのブロックがよく効いて手術をしないで済んだ人もいます。

 
上記の腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の症状に思い当たる方や、下記のような状態の方は是非ご相談ください。
 
「歩くといつも下肢の同じところが痛くなる」
「夜も眠れないほど腰から足にかけて痛む」
「他の病院でブロック注射をしたが、効果が十分でない」
「他の病院で手術を勧められたが、どうしても踏み切れない」
「長く座っていると、腰から足までが痛くて仕事にならない」
「腰から足までの痛みのため動けなくなった」
 
35歳男性 長距離トラック運転手
 
第4・5腰椎椎間板ヘルニアによる右下肢痛が主訴で来院。
第5腰神経根ブロックとマッケンジー法による体操で手術をせずに症状軽快。
 
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岸川整形外科

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