ダイエットしようと思った時、単に食べない方がいいとばかりに、食べる量を極端に減らしたり、偏った食事をする人がいます。
基本は、バランスがとれた食事です。
極端な減食や偏食は、持続できないし、リバウンドして、減量する前よりさらに体重増してしまうことが多いようです。
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3食食べる
欠食すると、かえって太りやすいといわれてます。それは、空腹の時間が長ければ長いほど、体は入ってきた栄養素を効率よく吸収しようとし、エネルギーの消費をなるべくおさえようとするからです。
それに、1食抜くと、空腹のために後の2食の量がつい増えてしまいます。 |
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食事(食べたもの)を記録する
記録すると、意外とたくさん食べていたり、逆に食べる量が少ないのに太っている・・・なんてことがあります。
記録を残して自分の食習慣を見直してみましょう。
痩せなければならないほどの体重になった理由が、見えてくるはずです。 |
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四群点数法の基本
食事を記録できるようになったら、自分の食べた食事をカウントしましょう。
カロリーを一品ずつ計算するといった病院の栄養士さんみたいなことは、日常の生活では負担になります。方法はいろいろありますが、誰にでもできる簡単な方法としては、女子栄養大学の四群点数法があります。
全ての食品を4つのグループに分けてあり、各群に食品を適量ずつ選んで食べるようにします。
第一群・・・乳製品と卵
第二群・・・魚介・肉・その加工品と、豆・豆製品
第三群・・・野菜と果物
第四群・・・穀物と油脂と砂糖その他
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「四群」の栄養学的特長を理解し、食品の分類を覚える
表参照 |
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「点数法」によって食べる量をカウントする
(1)第1群、第2群、第3群から3点ずつ摂取する
(2)総摂取エネルギーを第4群で調整する
1600kcal=20点の人なら、
3+3+3+11=20を基本にします。
1日の総摂取エネルギーをもっと減らしたいのなら、第4群で調整します。逆に、必要なエネルギーが20点より多い人は、第4群の11点を増やせばいいのです。 |
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