岸川整形外科

トップページ サイトマップ よくあるご質問 お問い合せ リンク集 English Site
最新の医療情報
 
骨粗鬆症について
脊椎圧迫骨折の
  治療について
マッケンジー法について
 
マッケンジー法の
  臨床応用について
長い間腰下肢痛で
  お悩みの方へ
 
入院中のお食事について
 
ダイエットを
  食事面から考える
トップページ > 最新の医療情報 > 骨粗鬆症について

最新の医療情報

骨粗鬆症について

 
骨粗鬆症って病気ですか?

骨は骨形成と骨吸収とを行い常に新しく生まれ変わっています。30歳までに骨のカルシウム塩量はピークを迎えその後は徐々に減っていきます。特に女性の場合は閉経期になるとその減り方に拍車がかかります。30歳までに蓄えた骨塩量が半分ぐらいになると、ちょっと転んだだけで骨が折れやすくなります。
若い頃の身長と比べて2cm以上短縮している人は知らないうちに骨粗鬆症による圧迫骨折を来たしている可能性が高いので脊椎のX線と脊椎の骨密度を測定しましょう。骨粗鬆症には明確な診断基準があります。

 
あなたは本当に骨粗鬆症ですか?

骨密度が低ければ骨粗鬆症と診断してよろしいのですか?
骨粗鬆症以外にも骨がもろくなる病気があり、診断を誤れば治療はうまくいきませんので鑑別のための検査が必要です。骨粗鬆症以外で骨がもろくなる病気としては骨軟化症・多発性骨髄腫・癌の骨転移・糖尿病・肝硬変・肝炎・腎不全・慢性関節リウマチ・甲状腺機能亢進症・副甲状腺機能亢進症・他疾患の治療のためのステロイドを使用している・・・など多岐にわたります。

 
当院での診断は
■診察 痛みや姿勢や神経症状のチェックを行います。
■X 線検査 脊椎の骨の形、骨折の有無、性質や強さがわかります。
骨密度測定 DEXAにより、大腿骨・腰椎の骨のカルシウム塩量・密度を測ります。
■血液検査 骨代謝マーカー【TRACP-5b(骨の吸収の程度)・OC(骨の形成の程度)・ucOC(骨折の質)】がわかります。
血中のCa・P、肝臓腎臓の機能がわかります。
当院での治療は
  1. 患者さんの骨の形成と吸収のバランスを見て適切な薬剤を選択します。
    骨形成促進・・・テリパラチドを主に使用しています。
    骨吸収抑制・・・ビスフォスフォネート・ラロキシフェンを主に使用しています。
  2. 痛みに応じて理学療法やコルセットや薬剤を処方します。
    脊椎の骨折の場合には2週間ほどベット上で安静にして頂くこともあります。
     
  3. 将来予想される脊椎の変形を考え適切な運動療法・食事療法を指導します。
     
  4. 定期的に診察や検査をして薬剤の効果や安全性を確認しながら治療します。
 
  このページの上へ

岸川整形外科

〒840-0027 佐賀県佐賀市本庄町本庄862-1
      TEL 0952-25-1351 FAX 0952-25-1367
地図<Google map>を見る
Copyright(c) All rights reserved by Kishikawa Orthopedic Surgery.